終活年賀状とは、翌年から年賀状の送付を辞退する旨を伝える年賀状のことをいいます。
ネットやテレビ等でも話題に上るようになり、既にご存知という方も多いでしょう。
今回は、終活年賀状を書くときのポイントや、受け取った場合の対応などについても、お話していきます。

終活年賀状とは
「来年から年賀状をやめます」という主旨の一文を添えて送る年賀状のことです。
年賀状仕舞いとも呼ばれています。
近年では、この終活年賀状の利用が増えてきています。
「高齢になって年賀状を作成するのが大変」
「付き合いが薄くなった人たちとの関係を整理したい」
「健康面に不安を抱えている」
など理由はさまざまですが、年賀状のやり取りを見直す人たちが増えてきています。
書き方のポイント
相手を不快な気持ちにさせてしまうことのないよう、
文面には十分注意を払うようにしましょう。
その上で、誠実な気持ちを込めて作成することが重要です。
以下の3つのポイントに注意しましょう。
①来年以降送らない旨で、直接的な表現は避ける
終活年賀状を出す最大の目的は、来年以降は送らない旨を伝えることです。
しかし、「やめる」「最後」「終わる」など直接的な表現は好ましくない、
と感じる人もいるので避けておきたいところです。
「今年限りで失礼させて頂く事に致しました」
「本年をもちまして、年始のご挨拶を遠慮させて頂きたいと存じます」
などと書くのが無難です。
②年賀状をやめる理由は必ず添えましょう
「やめます」と一方的に宣言するだけでは、
自分本位な印象をもたれることがある為おすすめできません。
年賀状をやめる理由として多いのが、「高齢になったから」というものです。
例として、「寄る年波を感じるに至り」などの文面があります。
還暦や古希、喜寿など、節目の年齢になったタイミングで出すケースも増えています。
他には、「身体的な衰え」を理由とすることもあります。
③お詫びや感謝の気持ちを忘れずに添える
角が立たないようにするには、お詫びや感謝の気持ちを伝えることが欠かせません。
まずは、「勝手ではございますが、ご容赦ください」
「悪しからずご了承くださいますようお願い申し上げます」など、
年賀状を今後出さないという不義理を詫びる言葉を盛り込みましょう。
それから、これまでの年賀状のやり取りに対する感謝の言葉を述べます。
「長年にわたり、年賀状を賜りありがとうございました」
「長い間お付き合い頂き本当にありがとうございました」
などのフレーズがよく使用されています。
※今後もお付き合いを続けていきたい相手には、
「今後も変わらぬお付き合いの程宜しくお願い致します」と添えておくのがおすすめです。
併せて自分のメールアドレスや電話番号、LINEのIDなどを書いておくのも1つの方法です。
あくまで年賀状を終わらせるだけであり、相手との関わりは継続していきたいことを強調しておきましょう。
終活年賀状を受け取ったら
終活年賀状が届いたときの対応については、基本的に受け取り手の自由意思に委ねられます。
ただ、こちらからも送付を控える方が親切だといえるでしょう。
「送る分には問題ないだろう」と安易に考えるのは、相手に余計な気を遣わせてしまうことになります。
また、相手の立場から考えると、終活年賀状を送った意味がない、と感じさせてしまうかもしれません。
終活年賀状を受け取ったら、こちらからも今後送付しないよう、忘れないうちに住所録に記録しておくと安心です。
まとめ
今よりもさらに終活年賀状が認知されるようになれば、
「終活」の一環として、終活年賀状を出す人はより増えてくるでしょう。
自分が送る場合は文面に注意を払い、受け取った場合は相手の気持ちを汲み取って理解を示すようにしましょう。
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