「『友引』ってお葬式出来るの?」
これもご質問頂く事が多い項目ですね。
お葬式の日程を決める
まず、お葬式をする為には
①寺院様(お坊さん)の都合 ②火葬場の空き ③葬儀会場の空き
という3つの条件が必要です。
しかし②の火葬場ですが、地域によっては(特に地方)「友引」に休日が設けられている場合があります。本来、六曜は仏教とは関係ないので、「友引」や「仏滅」など関係なく葬儀を行うことが出来るのですが、火葬場が休みとなってしまうと仕方ありません。
「友引」の謂れとは?
友引は文字通り「友を引く」と書きますが、もともとの由来は「ともに退く」、すなわち引き分けばかりで勝負がつかないような意味合いでした。しかし、いつ頃からか「友を引く」と言われるようになり、その文字面から親類・縁者、近所の方などの参列された方が引きずられて亡くなってしまうという意味を持たれるようになりました。そのため、友引に葬儀を行う方が減り、火葬場が友引の日を休みにしたと言われています。※所説あり
まとめ
結論としては、火葬場が営業している地域であれば「友引」の日であってもお葬式は出来ます。ただし、近しいご親族(特に地方の方)には予め伝えておいた方が後々のトラブル防止となりますのでオススメです。