家族葬が主流となってきた近年では利用される事も減ってきましたが、
新聞で訃報を伝えたい場合には「死亡広告」と「死亡記事」があります。
新聞の社会面に掲載されている「死亡広告」は、故人の訃報を知らせるために
有料で掲載する文章のことです。
死亡広告には、故人の氏名や享年・亡くなった年月日・住所をはじめ、
葬儀の場所やスケジュール、喪主の名前を掲載するケースが多いようです。
希望される方は、担当してもらう葬儀社へ依頼されると良いでしょう。
また、死亡広告とは別に、いわゆる“お悔み欄”と呼ばれる「死亡記事」が
出されることがあります。
死亡記事は、新聞社の任意で葬儀の場所や日時が記事として
取り扱われるものです。掲載は無料ですが、記事としての扱いになるため、
新聞社の掲載基準によっては紙面へ掲載されない場合があります。
より確実に早く訃報を知らせたい場合は掲載料を支払い、
死亡広告を利用することをおすすめします。
どちらも要望される方は少ないですが、
一度に大人数の方へお知らせするには、必要事項が全て載っており、
伝達ミスも少なくなるのでとても便利だと言えます。
※ちなみに、掲載してもらうエリアによって値段は異なりますが、
死亡広告を載せる為には1社につき数万円~30万円程必要です。
サイズが大きくなれば200~500万円程にもなります。