【寝屋川門真の葬儀メモ】家族葬の通夜は必要なのか。決め方や準備の仕方まで

 2018/05/09 お葬式のマメ知識
この記事は約 5 分で読めます。

お葬式は、大切な人が現世の出来事を終えて、永遠の旅立ちをされることをお見送りする儀式です。ご遺族は、故人が穏やかな心で旅立てるようお見送りしたいものです。

ひと昔前は、葬儀といえばご近所の方々に手伝いにきてもらい、お通夜からお葬式までを自宅で執り行う事が一般的でした。近年は、核家族化や葬儀社のサービスの向上により、お通夜から告別式、仕上げの膳までのすべてを、葬儀社のホールなどで行う方が多くみられます。

そんな葬儀の中でも、最近では『家族葬』という言葉をよく耳にします。

今回はこの『家族葬』についてご紹介します。

そもそも家族葬って何?

家族葬とは、同居する家族や親しくしている親戚・ご友人など、少人数で行う葬儀の形態です。

そのため、参列者が少なく故人と親しい人たちばかりで、思い出話などをして故人を偲び、ゆっくりとお別れができるといえます。

また『家族葬』にすると、参列者が少ない分、葬儀の費用が最低限に抑えられます。祭壇や棺・お花代、寺院への費用、ご遺体の搬送などは一般の葬儀同様に費用が掛かりますが、返礼品費や飲食接待費などは少額で済みます。

密葬と家族葬は全く違うもの


そのほか、少人数で行う葬儀に『密葬』という形態があります。同じ少人数で行う葬儀ということで、『家族葬』と混同されがちですが、まったく違うものです。

『密葬』とは、お別れの会・社葬・偲ぶ会など『本葬』を前提に行われる葬儀のことをいいます。会葬者が多いと見込まれる葬儀では、喪主や遺族がその対応に追われてしまい、ゆっくりと故人とのお別れができないことから、『密葬』という形で、家族・近親者・近しい友人だけで行われます。

家族葬にする理由とは

近年、ライフワークの変化によって、葬儀の形態も多様化してきていおり、家族葬の需要が増えてきています。

家族葬にする理由はいくつかあります。

故人様の意思

まずは、ご自身が病気などで死期を悟り、終活のように財産分与や身辺の整理をされるとき、「葬儀は身内だけでこぢんまりとすませてほしい」「家族に見送ってもらうだけでいい」などと、意思表示をされることがあります。よって、ご本人の意思を尊重して家族葬にするということになります。

呼べる知人が少ない

つぎに、故人がご高齢で、故人の知人やご友人も高齢で、病気など体調不良や体力的に厳しいということで臨席できないなど、参列者がごく少ない場合があります。必然的に小規模な葬儀になってしまいます。

親族が遠く離れた所に住んでいる

そのほか、ご遺族がご実家から離れた所に住居をかまえられている場合、その後のお付き合いができないという理由で、家族葬にされる方があります。

家族葬には誰を呼ぶ?

参列していただく方は、故人様やその家族の状況によりさまざまですが、葬儀をおこなう時点での、故人との関係性・ご遺族との関係性を考慮し、訃報をお知らせして参列していただきます。

家族葬だから家族だけしか呼べないというわけではなく、親しい友人やお世話になった知人を呼んでも構いせん。

同居している家族だけでおこなう場合は、故人様の配偶者・子供とその配偶者・親・孫。

近しい親族に参列してもらう場合は、故人の兄弟姉妹とその配偶者・甥や姪。

故人様がご高齢の場合は、ごく親しいご友人・知人。

実際は、葬儀場までの距離や、季節、生前の故人との関係性などで、参列していただくことが困難な状況にある方もいらっしゃいます。

上記の方たちには、後々のトラブルを避けるために、家族葬であることをお知らせしておいた方がいいですね。

家族葬にお通夜は必要なの?

家族葬という小規模なお葬式だからといって、お通夜が必要ないということはありませんが、必ずしもしなくてはならないということもありません。

時代の流れとともに、冠婚葬祭すべての儀式で内容が省略され、簡素化されている傾向にあります。それは、宗教的な考え方や地域でも異なっていますが、最終的には故人様の遺志を尊重、残されたご遺族の判断に委ねられます。

通夜式と告別式とを二日にわたって行う一般的な葬儀ではなく、お通夜を行わないお葬式を『一日葬』といいます。

『一日葬』のメリットは、ご遺族の精神的・身体的な負担や、遠方からの参列者の宿泊費・交通費の軽減があげられます。そのほか、通夜式の分の返礼品・飲食、おもてなしなどの費用が軽減されます。

『一日葬』のデメリットは、通夜式がないとはいえ、葬儀場へは前日の準備からということで、二日分の経費がかかることがあります。そのほかは告別式だけなので、会葬者が弔問しづらい点があげられます。

家族葬の場合に注意しておくこと


家族葬を行う場合の訃報の連絡は、一般的な葬儀と同様です。

近親者へは病気などで入院されている場合は、危篤になった時点でお知らせするほうが良いでしょう。

参列していただく方へは、葬儀の日程や場所を伝えます。

参列をご遠慮していただく方への対応は、訃報をお伝えせず葬儀後に報告するのが一般的です。報告する時は、「故人と遺族の意思で近親者のみで葬儀を執り行い、弔問はご遠慮いただきました」と理由も必ずお伝えしましょう。

また、故人や遺族が会社員の場合は、会社への連絡も忘れてはなりません。家族葬を行うので弔問を辞退する旨を、明確にお伝えします。

そのほか、葬儀後に「何で呼んでくれなかったのか」「以前にお香典をいただいたから」「焼香だけでもさせて」とお悔やみに来てくださる方もいらっしゃいます。

家族葬にした理由をきちんと説明して、いただいたお香典は、後日香典返しをして礼をかくことのないよう、心がけたいですね。

最後に

『家族葬』『一日葬』は現代の新しいスタイルのお葬式で特に家族葬は一般的になりつつあります。

遺族の精神的負担や身体的負担が軽減され、費用も一般的な葬儀と違い少額ですみます。

近親者だけの葬儀なら、世間体を気にせず、故人様の意思を尊重した自由な葬儀が行えます。最近は、核家族化が進み、地方で一人暮らしをされている高齢者が多い中、この『家族葬』『一日葬』が多く行われています。

一方で、一人でも多くの人に故人を見送ってほしい、遺族が会社員で地位のある方などは盛大な葬儀をされる方もあります。

一般的な葬儀にするのか、家族葬にするのか、通夜式は行わないのかなど、その時の環境や状況によって大きく変わってきます。

大事なことは、故人様の遺志とご遺族の気持ちです。

\ SNSでシェアしよう! /

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

クオーレ萱島 家族葬・葬儀の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!